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‪【CD】‬なのるなもない × YAMAAN “水月”

¥2,200 税込

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なのるなもないのソロアルバム「melhentrips」に収録の「shermanship」をはじめ、多くの楽曲を生み出してきたなのるなもないとYAMAANによる初の共作アルバム「水月」。

「水月」のタイトルから想起されるように、しなやかで静的なムードも漂うトラックの上で、なのるなもないの小宇宙が展開する。

瑞々しいニューエイジ・アンビエント的なサウンドと、真夏の白昼夢のようなリリックでアルバムの幕をあける『空よりも青く』。躍動的なビートの上で生命や時間についての考察、死生観をも感じさせる詩が力強く歌われる『Beacon』。ディープハウスに官能的なリリックと、心地よく刻まれるスクラッチが絡み合う『優しくして』。トラップサウンドの上で、不条理で暴力的な社会に対するリリックが紡がれる『CriminalSpirituals』など、2人がもつ様々な側面による化学反応が収められた全8曲。

TempleATSのメンバーでもあり、数々のDJバトルでも実績を残してきたDJSHUNも参加。楽曲の世界観に呼応した音楽的かつスキルフルなスクラッチを披露している。

尾道在住の画家、白水麻耶子による、「水月」の世界観を押し広げるオリジナル・アートワーク。さらに彼女の絵画を生かし、箱庭型に組み立てられる特殊CDジャケットが、デザイナーTakara Ohashiの手によって完成された。

なのるなもない

ラッパー、スポークンワーズアーティスト。

その声は深く、いくつもの色を持つ。時に耳元で語りかけるように近く、どこかへ行ってしまいそうな程に遠い。誰もが感じていながらも言葉にできない……。そんな思いを言語化した詩が、リズミカルにメロディアスに流れていく。
それは意味となり、イメージとなり、音楽となり、垣根を超えてどこまでも飛んでいく。

2003年、志人とのユニット「降神」としてアルバム『降神』を発表。独自のリリック世界とフロウで唯一無二のスタイルを築きあげ、ヒップホップには収まらない幅広いファン層の支持を得る。

「降神」でのセカンドアルバム『望～月を亡くした王様～』を経て、2005年にソロ・アルバム『melhentrips』を発表し、音楽雑誌REMIXの HIPHOPディスク賞受賞などの評価を得た。

日常の中のやさしさや、若者の抱く閉塞感を叙情的な詩に描き、時に歌い上げ、時にポエトリー・リーディングにも聴こえる独特のフロウで紡いでいる。

フリースタイルや、ポエトリー・リーディングイベントにも参加。ジャンルをクロスオーバーしたライブ活動をし、他のアーティストへの客演でも作品を発表している。

YAMAAN

降神や多彩なアーティストが在籍するクルーTemple ATSのメンバーとして活動を開始。アンビエント的な感覚を機軸にハウスやヒップホップなどを行き来しながら音楽や映像作品を制作してきた。

近年は’20年に道程RECORDSから『幻想区域EP』を発表。’21年にはアンビエントとメンフィスラップにインスパイアされたCHIYORIとの共作「Mystic High」、’2３年にはなのるなもないとの共作「水月」をリリース。